精神科医が意識低く赤ちゃんを育てるブログ

非医師の超転勤族の夫(育休2か月→復帰)と0歳児とモタモタ暮らしています。

夫が2か月の育休を取得した話②仕事熱心で優秀な男性こそ育休を

 

 

夫が2か月の育休をとりました。

「結婚したら泣かされるハイスペ男」の権化のような男が、柄にもなく育休を取得した経緯はこちら

www.u-psychiatrist.net

 

 

今回は育休取得が夫自身にもたらした予想外の恩恵についてです。

 

 

いかにも「かわりのいなそうな」高度な仕事についている夫。

若気の至りもあって、当初は

 

俺ほどのエリートにかわりがいるわけがない

俺がやらなきゃ

 

という 思いあがり 責任感がありました。

 

 

 

 

ところが、育休のために、

仕事を整理して引き継いでいったら、

 

 

自分がいなくても誰も困らない状態

 

ができあがった。

 

 

それをみて

 

仕事には替わりがいる

 

という当然のことに初めて気づいてしまったらしいです。

 

 

 

結局、世の中どんな仕事にもかわりはいるんですよね。

その人が産まれる前も死んだ後も地球はあるわけですから…

 

 

 

仕事には替わりがいることに気付いたことで、

 

 

仕事が「しなきゃいけないこと」から

「自分の意思ですること」にかわり

 

 

どうせやるなら、仕事に追われるんじゃなく

自分の能力を発揮して、やりがいを感じられるように働きたい!

 

 

と、仕事に対してより主体的で前向きな姿勢になり、

 

 

仕事以外にも楽しいことをどんどんしよう!

と人生観も大いに変わったそうです。

 

 

 

夫は今は早めに帰宅してくれていますが、

「妻と子供のために仕方なく…」

と後ろ向きな理由からではなく、

 

 

「自分らしい時間を生きよう」と思った結果、

楽しいことをたくさんするために、

仕事を手際よく終わらせる工夫をして

はやく帰ってくるようになったらしい。

 

 

「育休とってなかったら仕事だけして死んでたかも」と、

本人も変化をとても喜んでいます。

 

 

 

夫はもともと昭和の体育会系のような人間で

長時間労働、上司の誘いは断らない、を美徳としていたので

効率よく仕事を終わらせて家に帰るような人間になるとは夢にも思いませんでした…

 

 

 

と、まぁぶっちゃけ育休じゃなくても良いんですが、

社会人5~10年目くらいのときにまとまって休んでみるのは、

今後どういう人生を目指すか考えるという意味で

メリットがあるかもしれません。

 

 

そしてこれは、

「かわりのいなそうな」社会的地位の高い職業に就き、

責任感を持って仕事をしている

男性の役割にこだわりがちな男性にこそ、

必要な視点じゃないでしょうか。

 

 

◎感想

「仕事よりも育休のほうがつらかった」みたいな意見がもてはやされたり

 

妻子のために夫が自分を犠牲にした雰囲気が出たり

 

男性育休のまわりには湿っぽい空気が流れがち。

 

 

でも夫は育休で人生かわっただけでなく、

 

育休自体めちゃくちゃ楽しかった、

次はもっと長くとりたいと言っています。

 

 

彼はなにも育休と称してサボっていたわけではなく、

三食食事作りを含むすべての家事を毎日一人でし

育児も授乳以外すべてやっていましたが

 

それでも余力があって絵本を図書館で借りてきて読み聞かせたり

ギターを弾いて聞かせてみたり

それでも余力があって仕事と関係ない勉強をしたり

急にピアノの練習を始めたり(すぐ飽きた)

とにかく楽しそうにしていました。

 

そういう人だっています。

 

 

 

ぜひ男性が自分の人生のために、

何かを我慢するのではなく、

明るく楽しんで

育休をとれると良いなと思います!