精神科医が意識低く赤ちゃんを育てるブログ

非医師の超転勤族の夫(育休2か月→復帰)と0歳児とモタモタ暮らしています。

夫が2か月の育休を取得した話②仕事熱心で優秀な男にこそ育休を

夫が2か月の育休をとりました。

「結婚したら泣かされるハイスペ男」の権化のような男が、柄にもなく育休を取得した経緯はこちら

www.u-psychiatrist.net

 

結論としては、本当に良い選択でした。

 

特に夫にとってメリットだった点が予想外でした。順番に書きます。

・私:魔法の「大丈夫でしょ」による余裕

・夫:自分の時間を生きる主体的な人生に

・子供:ブツブツができない

 

◎私にとって良かったこと:魔法の「大丈夫でしょ」による余裕

家事をやってもらったりしてそりゃ助かりましたが、

 

一番は、

 

私「~で良いかなぁ?」

夫「大丈夫でしょ」

←この「大丈夫でしょ」の重みが全然ちがう

 

ことです。

 

 

育児は、

  これで良いのかな?

の繰り返しです。

 

もし夫が育児にあまり関わっていなかったら。

 

夫に「大丈夫でしょ」と言われても

全然安心できない!

それどころか、

「めんどくさいから大丈夫って言ってるのでは」

などと夫に不信感を感じたかもしれない。

 

それが、子供がおぎゃーと生まれた瞬間、2人とも親スキル0のところからやってると、

 

対等に、子育ての相談ができる。

 

ゼロから一緒に頑張ってきた人の「大丈夫でしょ」は、

めちゃくちゃ説得力があります。

 

子育ての大変さって、時間的忙しさではなく、

責任の重さだと思うんですよね。自分がこの小さな命を握っているという責任。

妊娠中辛いのは、つわりやお腹の重さではない~妊婦さんの周りの方へのお願い - 精神科医が意識低く赤ちゃんを育てるブログ にも書きましたが。

 

夫も子育てに対する主体的な意識を持てれば、その負担は半分、体感的には10分の1くらいになるんですよね。

 

もちろん、ただ精神的負担が減るのみならず、私が見落としていた点に夫が気付いてくれることもたくさんあって。一人でやってたら間違いもあります。間違い防止にはダブルチェック

 

良いスタートを切れたおかげで、育休終了後も、心から安心してゆとりをもって育児ができています。一日中子供と2人でいても何のストレスもなく、子供にイライラしたことも全然なし。仕事中の夫に「こまった」と連絡をしたようなことも一度もありません。

 

余裕がありすぎて、暇すぎて、ブログをはじめてしまったほどです。

 

◎夫にとってよかったこと:自分の時間を生きる主体的な人生に(大袈裟)

 

これが予想外のことで、本題です。

 

育休取得にあたり、仕事を整理して引き継いでいった。

育休にはいるときには、自分がいなくても誰も困らない状態ができあがっていた。

 

そこで、

 

仕事には替わりがいる

 

という当然のことに気づいてしまったらしいです。

 

前の記事

夫が2か月の育休を取得した話①育休取得に至るまで - 精神科医が意識低く赤ちゃんを育てるブログ

にも書いたように彼はとても仕事熱心で情熱をもって仕事をしていましたが、

それは、裏を返せば

 

俺がやるしかない

 

という思い込みがあったみたい。

 

育休をとってみて、

仕事にはかわりがいる

と気付いた結果、

 

与えられる仕事をこなすだけじゃなくて、自分の能力が発揮できることをしたい!

と、仕事に対してより前向きな姿勢になっていますし、

 

仕事だけじゃなく、自分が楽しいと思うことをする人生にしたい!

となんだか生き方までかわってきたみたいで、復帰後のいまも、仕事に関係ない本を読んだりして、楽しそうです。

 

夫は今は早めに帰宅してくれていますが、「妻と子供のために仕方なく…」と後ろ向きな理由で変わったわけではありません。

 

「自分の時間を生きよう」と思った結果、今は子供と遊んだり、家で本を読んだり私としゃべったりするほうが楽しいし、お腹がすいてはやくご飯を食べたいから、はやく帰ってくるみたい。

 

夫はもともと昭和の体育会系みたいな人間で、深夜まで働く、上司の誘いは断らない、等を美学としていたので、

まさか「仕事を効率よく終わらせて早く帰る」人間になるとは夢にも思わなかった。

 

育休のおかげで自分の仕事の仕方を見直す良い機会になったと本人は喜んでおります。

 

育休じゃなくても良いんですが、社会人5~10年目くらいのときに一度まとまって休んでみるっていうのは、今後どういう人生を目指すか考えるという意味でメリットが大きいかもしれません。

 

そしてこれは、「かわりのいなそうな」社会的地位の高い職業に就き、責任感を持って熱心に仕事をしている男性にこそ、必要な視点じゃないでしょうか。

 

◎子供にとってよかったこと:ブツブツができない(因果関係不明)

めっちゃ些細なことですが今の時点で思うメリット。

夫は一日中子供と遊んでいたから、子供に慣れるのが早かった。だから、お風呂で躊躇なくごしごし洗える

おかげで我が子は今まで一粒の湿疹もできていません。

休日にちょっと子供と接するくらいのパパがお風呂に入れていたら、怖くてこんなに上手に洗えていなかったかもしれない。

育休と湿疹の相関関係について研究したい。

 

まあこれは完全に蛇足です…

 

◎感想

 

夫の育休騒動。里帰りも手伝いもない私たちは生き残るためにやむを得ずやったことなのですが

 

結論としては、

 

 産後の2か月は人生でいちばんたのしかった。

 

母になった喜びとか道徳的な話をしたいわけじゃなくて、

そりゃ、好きな人と協力して、一緒に新しいことにチャレンジしたら、楽しいよねっていうはなし。